2022.09.08

vision session-6「地方から世界へ~アート&デジタル情報発信戦略~」 「しあわせる。富山」ビジョンセッションを開催しました。


 8月29日(月)、ビジョンセッション「地方から世界へ~アート&デジタル情報発信戦略~」を富山県総合デザインセンター(高岡市オフィスパーク)で開催しました。会場となったバーチャルスタジオの3面スクリーンに囲まれた空間で、デジタルメディアやアートを活用して情報発信する手法について話し合いました。
 「スマホがなかった時代、地方からの発信活動は地域ににぎわいをもたらす“まちづくり”として行われ、“面”で発信していた。今はそれぞれが“点”として独創的な活動をデジタルメディアで発信し、それが集まって“面”になっているのでは」とモデレーターは分析。今回集まった登壇者は、使い古した家具や置物に新たな価値を与える“アップサイクル”を通じて販売したり、スタッフ自身もアーティスト活動を行うアートギャラリーを運営したり、同世代の住民で新しい学童保育施設を作る活動をしたりと、多彩な活動をSNSや動画、クラウドファンディングなど多様なデジタルメディア・ツールを通して発信している面々。創造的な活動をデジタルで発信することによって、結果的に活動拠点である富山県の魅力の訴求につながると話し合いました。
 東京と富山の違いについて登壇者から「富山の人たちが大切にするコミュニティに入っていくことで活動への応援が得やすくなる。クラウドファンディングも身近な人からの支援が多い」「地方をベースに活動することがブランドになる。東京では地方から来た人の名刺の方が強い」「東京だと大きなマス媒体に載らないと伝わらないが、コミュニティが確立している富山は紙媒体が強い。紙の回覧板やフライヤーを渡すことが有効だったりする」などの意見が出ました。
 最後に、富山からデジタルを活用した情報発信の手法について登壇者から「東京を経由せず、富山から直接世界に発信することで富山のブランドを高めたい」「SNSで容易に発信できる環境だからこそ、自分のSNSアカウントの投稿内容やフォロワー数などで価値を上げることが大切」、「富山のよさを無理に発信するのではなく、それぞれの活動を発信し“面白い人が集まっている場所が富山”だと伝われば、富山と全国の人との新しい関係が生まれる」「富山だからこそできる芸術や活動をデジタルで発信することで、“やりたいことが実現できるのが富山”だと伝わり、結果的に、富山のウェルビーイングが全国に浸透していく」などの提言がなされました。

 各セッションの模様は、9月9日(金)以降に、「しあわせる。富山」特設サイトでアーカイブ動画により配信いたします。ぜひご覧ください。
 また、10月28日~30日の3日間で開催する富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」では、この議論を踏まえてテーマを設定し、県外の事業者や専門家等にも参画いただいて議論を深め、参加した企業等の皆様の連携により、新たな取組みやプロジェクト組成につなげることとしています。

伊藤 昌徳 氏

伊藤 昌徳 氏

岡山 史興 氏

岡山 史興 氏

森松 宏介 氏

森松 宏介 氏

羽田 純 氏 【モデレーター】

羽田 純 氏 【モデレーター】

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