<プログラム>
第一部トークセッション「いい酒といい暮らしの関係~酒づくりの未来会議~」
第二部トークセッション「新時代が求める食体験~地方の食の価値とは~」

第一部 トークセッション
いい酒といい暮らしの関係性〜酒づくりの未来会議〜

ビール、日本酒、ウイスキー、ワインづくりに取り組むゲストの皆様に聞く酒を呑むこととウェルビーイングな暮らしの関係。そして作り手たちにとってのウェルビーイングな酒づくりとは。富山での酒づくりのポテンシャルと課題に迫る。

出演者

SPEAKERS

稲垣 貴彦 氏

GRN 株式会社常務取締役、若鶴酒造株式会社取締役、
三郎丸蒸留所ブレンダー&マネージャー

1987年生。東京のIT企業で勤めたのち、曾祖父稲垣小太郎が始めたウイスキー造りを継ぐ。2019年高岡銅器の技術を活用した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を発明。自らブレンドしたウイスキー「三郎丸」「ムーングロウ」は世界的なウイスキーコンペティションで最高賞を受賞。2021年日本で初めてクラフト蒸留所同士の原酒交換による製品化を実現。

嶋 浩一郎 氏

株式会社博報堂 執行役員 兼 株式会社博報堂ケトル 取締役・クリエイティブディレクター

1993年博報堂入社。2000年朝日新聞社出向。「SEVEN」編集ディレクター。2002年-04年博報堂刊『広告』編集長。「本屋大賞」創設に参画。現在、NPO本屋大賞実行委員会理事。2006年博報堂ケトルを立ち上げ多数の統合キャンペーンを実施。2012年東京下北沢にビールが飲める書店B&Bを開業。多くの広告賞で審査員も務める。

中山 安治 氏

トレボー株式会社 代表取締役社長

1950年6月27日生まれ。高岡高校・中央大学卒業。なかやす酒販(株)取締役会長。2017年よりトレボー(株)代表取締役社長。富山県ラグビーフットボール協会名誉会長。資格・ソムリエエクセレンス、酒匠きき酒師、ウイスキーエキスパート

山下 佳樹 氏

Kirin Well-being Design Lab 所長

1972年生まれ、千葉県木更津市出身。1996年キリンビール株式会社入社、九州統括本部大分支社営業担当、広報部課長など歴任。2015年にプリングバレーブルワリー株式会社エグゼクティブディレクターを経て、2020年キリンホールディングス株式会社Kirin Well-being Design Lab所長に就任。

第二部 トークセッション
新時代が求める食体験~地方の食の価値とは~

「味な店」など新しい切り口でおいしい体験を発信する平野さん、「豆パスタ」で新しい麺のジャンルを切り拓くZENBヌードルの濱名社長などのお話から、これからの時代に求められる、地方に眠る食の価値をさぐる。

出演者

SPEAKERS

稲田 浩 氏

「RiCE」「RiCE.press」編集長、ライスプレス代表

ロッキング・オンでの勤続10年を経て、2004年ファッションカルチャー誌「EYESCREAM」を創刊。2016年4月、12周年記念号をもって「EYESCREAM」編集長を退任、ライスプレス株式会社を設立。同年10月にフードカルチャー誌「RiCE」を創刊。2018年1月よりウェブメディア「RiCE.press」をローンチ。

濱名 誠久 氏

株式会社 ZENB JAPAN 代表取締役社長

1969年広島県出身。営業本部、MD企画部、戦略企画部などを歴任後、株式会社Mizkanの副社長に就任。お酢のチカラキャンペーンで需要拡大に成功。18年8月から新規事業のプロジェクトリーダーに就任し、ZENBブランドを立ち上げ。現在は、株式会社Mizkan Holdings取締役 兼 株式会社ZENB JAPAN社長として100名超のプロジェクトを束ね、人と社会と地球の健康に貢献するあたらしい食生活を目指すD2Cブランドの拡大に向け邁進している。

平野 紗季子 氏

フードエッセイスト

小学生から食日記をつけ続け、大学在学中に日々の食生活を綴ったブログが話題となり文筆活動をスタート。雑誌等で多数連載を持つほか、菓子ブランド「(NO) RAISIN SANDWICH」の代表を務めるなど、食を中心とした活動は多岐にわたる。著書に『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)、『味な店 完全版』(マガジンハウス)など。instagram: @sakikohirano

山本 誠一 氏

薪の音 オーナー

1954年南砺市野口生まれ。1974年城端町役場入庁。企画、観光、産業振興、農業、まちづくりなど地域活性化に関わる。桜が池周辺開発、桜が池クアガーデンの企画から建設、整備、運営に関わる。2002年城端町役場を退職。2005年1日3組限定、里山のオーベルジュ薪の音を開業。2016年東山のオーベルジュ薪の音金澤を開業。