しあわせる。富山
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つながり、うごかす、ウェルビーイングの実験場
2024年11月23日(土)-24日(日) 富山県射水市内川エリア(クロスベイ新湊他)
富山県成長戦略のビジョン「幸せ人口1000万~ウェルビーイング先進地域、富山~」の実現に向けて、多様な人材の連携を創出し、新たな政策やプロジェクトの組成を図るため、今年度も富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」を開催しました。
第4回目となる今回の舞台は、富山県射水市の内川エリア。「日本のベニス」とも称される美しい町並みのなかで、「つながり、うごかす、ウェルビーイングの実験場」をテーマに、県内外の多彩なゲストが熱く議論を深めました。
PROGRAM
内川エリアの交流拠点で行われる、クリエイティブな議論
クロスベイセッション
各二日間、前半のセッションは、内川エリアの交流拠点「クロスベイ新湊」で開催。解放感のある会場で、多彩な登壇者にクリエイティブな発想で徹底的に議論いただきました。
美しい町並みの中で繰り広げられる、登壇者たちによる「実験」
内川まちなかセッション
各二日間、後半のセッションは、内川エリアのまちなかにある「番屋カフェ」「川の駅新湊」に会場を移して開催。歴史ある美しい町並みの中で、多彩な登壇者が成長戦略の議論を深めました。
地域の魅力を存分に味わう
サブプログラム
地域のお寿司屋さんを講師に迎え、富山県のブランディング戦略の中核である「寿司」を自分で握って食べる体験ワークショップを開催。また、内川周辺のお店と連携したマルシェを開催。内川エリアの歴史や文化、ローカルフードなど、ウェルビーイングな環境をお楽しみいただきました。
Day1 11月23日(土)
内川未来戦略セッション
10:30~11:55
地域の未来は、どう描くのか?
観光や移住、水辺の利活用など様々な可能性を持つ射水市「内川エリア」。
まちの魅力を活かして地域経済の好循環を生み出すためには、どのように未来を描き、どんな未来を目指すべきなのか?射水市が今年発足した「内川未来戦略会議」メンバーによる公開会議を開催しました。(主催:射水市、共催:富山県)
明石 あおい
株式会社 ワールドリー・デザイン 代表取締役
カフェuchikawa六角堂
オーナー&店長
永谷 亜矢子
立教大学客員教授
牧田 和樹
一般社団法人射水市観光協会
会長
モデレーター
高木 新平
株式会社NEWPEACE
代表取締役CEO
基調セッション
第1部 13:00~14:00
「想い」をつなぐ。応援する。
地方から生まれるプロジェクトの可能性
「誰しもが表現するように経済活動を始められる世界をつくる」というメッセージを打ち出す家入一真さん。クラウドファンディングが当たり前のツールになり、共感する誰かをお金で応援することが場所を越えて可能になった今、つながる「想い」が地方で生み出す、プロジェクトの可能性について語りました。
家入 一真
株式会社CAMPFIRE
創業者
モデレーター
古井 康介
元 株式会社POTETO Media
代表取締役社長
富山県成長戦略会議
県庁オープン化戦略PT委員
基調セッション
第2部 14:10~15:10
想いを叶える場所をつくる!
知事と起業家のウェルビーイング実践トーク
ウェルビーイング先進地域を目指し、関係人口を呼び込んで成長戦略を進める知事と、居場所づくりや投資を通じて行動する人の想いを形にする家入さん。ともに「つながり」から変化を生み出す二人が、「想いを叶える場所」としての富山の今を見つめ、未来を探りました。
家入 一真
株式会社CAMPFIRE
創業者
モデレーター
古井 康介
元 株式会社POTETO Media
代表取締役社長
富山県成長戦略会議
県庁オープン化戦略PT委員
新田 八朗
富山県知事
ブランディングセッション
16:00~17:15
「寿司」で世界と戦っていくために、必要なこと
~Sushi. Now that's Toyama ~
日本の「寿司」から世界の「Sushi」へ。世界的な人気が加速する中で、寿司は料理としてもビジネスとしても多彩な広がりを見せています。この潮流を捉え、「寿司といえば、富山」のイメージを世界で確立していくために、何が必要で、富山はどう変わって行けばいいのか。県内で芽生えつつある変化を交えながら、グローバルを視野に入れた「Sushi」ブランディング戦略の議論を深めました。
川井 潤
渋谷区CFO/各社アドバイザー/プランナー/ライター
君島 佐和子
フードジャーナリスト
橋場 彩子
鮨しゅんじ
女将・ソムリエ
モデレーター
高木 新平
株式会社NEWPEACE
代表取締役CEO
まちづくりセッション
(番屋カフェにて)
16:00~17:15
新しいモノサシで地域資源に新たな経済価値を見出す、これからのまちづくり
その土地の生業とともに発展してきた、まちと暮らし。商圏が拡大し、従来の生業が時代に合わなくなると、まちの価値も失われていくのでしょうか。姿を変えるまちがある一方で、そこにあるものに新しい価値を見つけて、経済の循環を生み出している人たちがいます。いわば地域資源の再編集を、地域の共感を得ながらどのように進めていくのか。実例をもとに考えました。
河東 英宜
株式会社かまいしDMC
代表取締役
嶋田 俊平
株式会社さとゆめ
代表取締役CEO
モデレーター
明石 博之
グリーンノートレーベル
株式会社 代表取締役
株式会社 空と箱 代表取締役
水辺の民家ホテル
オーナー
11月23日の詳細を閉じる
11月23日の詳細を開く
Day2 11月24日(日)
スペシャルセッション
10:00~11:30
富山に「ヘルスケアバレー」を創る。
予防や未病、美容など、新しい文脈でヘルスケアのマーケットが拡大するなか、製薬企業でも新たなチャレンジが始まっています。歴史と伝統、そして確かな技術に裏付けられた「くすりの富山」だからこそ描ける、未来の形を考えました。
安宅 和人
慶応義塾大学
環境情報学部教授
LINEヤフー株式会社
シニアストラテジスト
安西 紗耶
ロート製薬株式会社
広報・CSV推進部
大阪万博&地域連携グループ兼
奈良圏域連携事業室 室長兼
Next Commons Lab奥大和 Social curator
暮部 達夫
アルデバラン株式会社
代表取締役
齋藤 滋
国立大学法人 富山大学 学長
モデレーター
前田 大介
前田薬品工業株式会社
代表取締役社長
株式会社GEN風景
代表取締役社長
成長戦略 × ワカモノセッション
11:40~12:55
次世代からの新たな提言。「戦略推進フェロー」の挑戦!
富山県の成長戦略を推進する優れたアイディアを持つワカモノを「戦略推進フェロー」に任命。彼ら彼女らが、練り上げたアイディアを提案し、成長戦略会議委員と熱く語り合いました。
藤井 宏一郎
マカイラ株式会社
代表取締役 CEO
富山県成長戦略会議 副座長/
新産業戦略PT座長
前田 大介
前田薬品工業株式会社
代表取締役社長
株式会社GEN風景
代表取締役社長
モデレーター
古井 康介
元 株式会社POTETO Media
代表取締役社長
富山県成長戦略会議
県庁オープン化戦略PT委員
<富山県成長戦略会議
「戦略推進フェロー」とは>
県内外のワカモノから、成長戦略を推進するためのアイディアを募集。1泊2日のキャンプなどを通じてアイディアを磨き上げたうえで、プレゼンテーション審査を実施し、7名の優秀な提案者を富山県成長戦略会議「戦略推進フェロー」に任命しました。
戦略推進フェロー
提案内容
ウェルビーイング指標の活用メソッド
鵜飼 皓平
EduQuest株式会社
大井 創世
北海道大学公共政策大学院
戦略推進フェロー
提案内容
富山県居場所創出計画
堀内 皓平
富山大学
瀧川 真世
富山国際大学付属高等学校
戦略推進フェロー
提案内容
富山でしあわせる、大人への第一歩
─私たちの声が、未来をつくる─
岡田 航明
富山大学大学院
北村 佳乃
慶應義塾大学大学院
小杉 花恋
トロント大学卒
内川×新産業セッション
(番屋カフェにて)
14:00~15:15
漁業から生み出す新たな可能性を考える。
漁業をとりまく様々な課題の中、漁師さんたちのチャレンジがはじまっています。海に出る体験がコンテンツとなること、漁船のある風景そのものが地域の価値となることなど、その可能性は多彩です。開催地・内川で漁業を営む方、漁業から新しい価値を創出してきた方を交え、新たな産業展開の可能性を探りました。
河東 英宜
株式会社かまいしDMC
代表取締役
野口 和宏
富山湾 しろえび倶楽部
発起人
モデレーター
中川 めぐみ
株式会社ウオー 代表取締役
スタートアップ支援セッション
(川の駅新湊にて)
14:00~15:15
代替わりベンチャーの苦悩と挑戦
目まぐるしく変化する現代社会において、事業承継は、企業にとっても変わるべきポイントが集約して見えてくるタイミングかもしれません。敷かれたレールを進むだけではなく、ベンチャービジネスとしてのイノベーションも求められる時代。社会情勢の変化に合わせて変えたこと、変えずに守り続けることなど、大胆かつしたたかに変革を企てる戦略をお話いただきました。
遠藤 あずさ
ケイギョーラボ 代表
棚元 政夫
アルミファクトリー株式会社 代表取締役
圓井 仁志
圓井繊維機械株式会社
新規事業部長
モデレーター
藤野 英人
レオス・キャピタルワークス株式会社
代表取締役社長CIO
内川×まちづくりセッション
(番屋カフェにて)
15:40~16:55
内川の空き家活用から考える「そのまちらしさ」の活かし方
漁船が往来し、川沿いには漁具倉庫が立ち並び、風情ある地として人気の高まる内川エリア。一方で人口減少とともに、空き家の増加が問題となっています。そのまちで育まれてきたものを活かした空き家の使い方や再生方法を考えるプレーヤーの方々の視点から、空き家を活用した人を呼び込むまちづくりについて考えました。
五十嵐 友輔
越中祭青年会 副会長
cafe&BAR「OWATOCO」代表
齊藤 まゆ美
喰べものや世楽美/布ものやC‘est la vie 代表
嶋田 俊平
株式会社さとゆめ
代表取締役CEO
モデレーター
明石 あおい
株式会社 ワールドリー・デザイン 代表取締役
カフェuchikawa六角堂
オーナー&店長
ウェルビーイングセッション
(川の駅新湊にて)
15:40~16:55
働きがいは、誰がつくる?
個人が活きる組織の可能性
好きなことを仕事にしたら幸せ。とはいえ、そのような人はどれくらいいるでしょうか?「働きがい」をポイントに、個人も企業も成長していくにはどうすればいいのか。個々の力を組織の力に再編集し、魅力的な働く環境と企業の成長を両立してきたゲストの方々から、そのヒントを伺いました。
小林 龍二
竹島水族館 館長
島田 由香
株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役
アステリア株式会社CWO(Chief Well-being Officer)
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会代表理事
藤木 幸大
一般社団法人横浜イノベーション推進機構 理事
藤木陸運株式会社 常務取締役
TSUKIYOMI株式会社 代表取締役
モデレーター
山川 泰介
ウェルビーイング経営コンサルタント
11月24日の詳細を閉じる
11月24日の詳細を開く
サブプログラム
1
地域のお寿司屋さんを講師に迎え、富山県のブランディング戦略の中核である「寿司」を自分で握って食べる体験ワークショップを開催しました。
2
内川周辺のお店と連携し、内川エリアの歴史や文化、ローカルフードなど、ウェルビーイングな環境をお楽しみいただけるマルシェを開催しました。
3
セッション登壇者と参加者の交流コーナー。一問一答の質問タイムやフリーディスカッションなどにより、出演者と参加者の「つながり」を深めました。