富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」

2023年度テーマ
地方から新しいモデルをつくる。

スタートアップ × 新しいモデル

なぜ、富山はスタートアップが少ないのか?

熱意とアイディアあふれる起業家が生まれ、大きく羽ばたくには、強力なサポーターとのネットワークが欠かせません。「起業が少ない富山」の現状を見つめ直して、スタートアップが生まれる場所に変えていくための方法について、行政や学校・大学、金融機関や投資家など、さまざまな分野のサポーターと起業家が共に考え、チームとなる場を目指して議論を深めました。

セッション後半には、学生の起業を支援している(一社)T-Engineが、「学生が創る新しい富山、T-Engine。」と題して、ビジョンと活動内容をプレゼンしました。

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SPEAKERS

榎 崇斗 氏

taneCREATIVE株式会社 代表取締役

佐渡島に本社を有するWeb系企業、taneCREATIVE株式会社の代表取締役を務めつつ、ボランティアで佐渡市起業・交流促進アドバイザー、佐渡市企業誘致コーディネーターを兼任。佐渡島への企業誘致に約30社ほど携わったことから、起業家としてより企業誘致の人として知られるようになってしまった悲しい過去を持つ。現在は本業を最優先にしつつ佐渡島の人口減少を食い止めることをライフワークにしている。

廣岡 伸那 氏

株式会社andUS 代表取締役 /EO Hokuriku 会長

1984年富山県生まれ。京都の大学を卒業後、大手化粧品メーカーにて営業の経験を積んだのち、地元富山で美容関連のコンサルタントとして2012年6月株式会社andUS(アンダス)を創業。コンサルタント業から派生し化粧品メーカー事業を展開。コンサルティング営業で富山からフルリモートセールスのみで顧客接点の高い運営を実現。高い人材育成力、セミナーでの講師スキルが認知され、企業研修講師としても活動。

藤野 英人 氏

レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役会長兼社長 CEO&CIO

1966年富山県生まれ。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年に独立しレオス・キャピタルワークス株式会社を創業。特に中小型株および成長株の運用経験が長い。投資教育にも注力しており、東京理科大学上席特任教授、叡啓大学客員教授、淑徳大学地域創生学部客員教授も務める。近著に『投資家がパパとママに伝えたい たいせつなお金のはなし』(星海社新書)などがある。富山県成長戦略会議委員、スタートアップ支援戦略PT座長。

村口 和孝 氏[オンライン出演]

株式会社日本テクノロジーベンチャーパートナーズ 代表取締役社長

1958年、徳島県生まれ。84年に慶応義塾大学経済学部を卒業後、野村証券系VCのジャフコに入社。98年にイスラエル私費視察を機に独立、日本初の独立個人主体による投資事業有限責任投資事業組合「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ」を設立。DeNA、アステリア、プレミアムウォーター、阿波製紙、エクスペリアン・ジャパン、アイピーエス、ブシロードなどの支援に成功。現在JPYC、電脳交通等支援中。ボランティアで「青少年起業体験プログラム」を各大学や高校でも実施。2006年「ふるさと納税」提案者。2007年から慶応大学ビジネススクール講師。

<T-Engineによるプレゼンテーション>

加藤 哲朗 氏

株式会社IoTRY CEO/一般社団法人T-Engine 代表理事

愛知出身の現役富山県立大学院生。
在学中の2021年に富山県立大学発学生ベンチャー「株式会社IoTRY(アイオートライ)」を立ち上げ、中小製造業向けのIoT技術を用いたサービスを展開。
現在は大学院を休学しIoTRYの経営に専念し日々ワクワク。
また、学生の起業を支援する一般社団法人「T-Engine(ティーエンジン)」の代表としても活動。

<(一社)T-Engineについて>
学生のチャレンジ支援に特化した団体として、2023年7月に富山県内の大学院生らが設立。「失敗が存在しない世界を目指して」をビジョンに、学生の起業マインドの育成、事業を始める学生と起業家を師弟関係で繋ぐピッチイベントなどを行なっている。

地域産業 × 新しいモデル

「クリエイティブ」を活用したものづくり企業の成長戦略

先行きが見えない時代の荒波を乗り越えていくために、ものづくり企業に求められているものは何か?クリエイティブな発想による、オンリーワンの製品開発や、未知の領域への事業転換など…先進事例から、ものづくり企業が新たなチャレンジの一歩を踏み出すためのヒントを探りました。

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SPEAKERS

岩本 健嗣 氏

富山県立大学 工学部 情報システム工学科 教授

1975年東京都生まれ。慶應義塾大学で博士(政策・メディア)の学位を修了後、2006年から(株)KDDI研究所(現・総合研究所)を経て2009年より富山県立大学に着任し、IoTや人の行動認識の研究に従事。また、県内行政機関のデジタル政策への助言を広くおこなっており、富山県デジタル化推進特命ディレクター、富山県成長戦略会議新産業戦略PT委員などを務める。

梶川 貴子 氏

株式会社フジタ 代表取締役

町工場を引継いたあと、工場の一部をリノベーションしてミュージアムをオープン。モノづくりにクリエイティブな感性を取りこみ、人財育成と経営環境を変革し模索中。

島田 亜由美 氏

株式会社杉山製作所 代表取締役

岐阜県関市生まれ。1962年創業の自動車部品製造業を営む株式会社杉山製作所の創業者の次女。2000年杉山製作所に入社。インテリアコーディネーターの経験を活かしアイアン事業部を設立。自社ブランドの店舗什器「KEBIN」アイアン建材「FiT」家具「鉄家具」を立ち上げ、2012年に代表取締役に就任。2023年4月にはミラノフォーリサローネにて鉄家具を出展した。

林 千晶 氏

株式会社QO 代表取締役社長

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年に株式会社ロフトワークを起業、2022年まで代表取締役・会長を務める。退任後、「地方と都市の新たな関係性をつくる」ことを目的とし株式会社Q0を設立。秋田・富山などの地域を拠点におき、地元企業やリーダーとのプロジェクトを企画・実装し、時代を代表するような「継承される地域」のデザインの創造を目指す。グッドデザイン賞審査委員、「産業競争力とデザインを考える研究会」など。森林再生と地域産業創出を目指す飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)取締役会長も務める。富山県成長戦略会議新産業戦略PT委員。

官民連携 × 新しいモデル

官民連携の新しいカタチ~社会課題をビジネスに~

人口減少や環境問題などなど…これまで行政が対応してきた様々な社会課題が複雑化し、山積する時代。それらをビジネスで解決する人たちに注目が集まっています。社会課題を独創的なビジネスに変えていくために必要な視点とは?今、民間企業と行政に求められている変化とは?ビジネスの分野から、社会課題や政策づくりにアプローチする「社会起業家」や「政策起業家」の方々と一緒に、官民連携の「新たなモデル」について議論を深めました。

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SPEAKERS

朝比奈 一郎 氏

青山社中株式会社 筆頭代表CEO

1973年埼玉県出身。東京大学法学部卒業。ハーバード大学行政大学院修了(修士)。1997年経済産業省。プロジェクトK代表として霞が関改革を提言。経産省退職後、2010年に青山社中を設立し筆頭代表CEOに就任。NPO法人地域から国を変える会理事長、一般社団法人日本と世界をつなぐ会代表理事。青山社中では「青山社中リーダー塾」を実施、ビジネスブレークスルー大学でも教鞭をとる。富山県成長戦略会議委員、県庁オープン化戦略PT座長。

入江 智子 氏

株式会社コーミン 代表取締役

1976年生まれ。元大阪府大東市役所職員。2017年に駅前道路空間を活用した「大東ズンチャッチャ夜市」を始める。2018年に市役所を退職し、現職。公民連携エージェント方式で市営住宅の建て替えを行なった「morineki」が2021年春にオープン、2022年「都市景観大賞」国土交通大臣賞他受賞。著書に「公民連携エージェント」。

坂井 亜優 氏

株式会社キッチハイク 地域ソリューションチームマネージャー

東京生まれ、滋賀育ち。リクルートライフスタイル、料理人を経て、30歳の節目にキッチハイクにジョイン。「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに、「保育園留学®︎」など地域創生事業の自治体導入を統括する。2022年のDigi-PoC TOYAMA採択をきっかけに、富山市でも保育園留学をスタート。自治体向け関係人口オールインワンシステム「つながるDX」の普及にも取り組んでいる。

鷲見 英利 氏

株式会社官民連携事業研究所 代表取締役

2002年ハイアールジャパンホールディングス(株)に社長補佐として入社。青島海爾の日本市場開拓、ブランディング構築に従事。2006年ジャパンハウジング(株)など設立。その後もハイアール等海外企業の日本参入で得た知見、人脈を活かし複数事業を立上げる。2018年(株)官民連携事業研究所を設立し現職に就任。2017年四條畷市特別参与に就任。現在は、複数の自治体や都道府県庁で官民連携等のアドバイザーも務めている。

協賛セッション

スケートボードでまちを変える
presented by

2023年8月、富山市に「ニックスアーバンスケートパーク」が誕生し、ますますスポーツとしてのスケートボードの人気が高まっています。また、まちの新しい楽しみ方や新しい価値をつくる若者のストリートカルチャーとなっていますが、時には「うるさい」「危険」「まちにダメージを与える」といったイメージを持たれることもあります。
質の異なる二面性(スポーツ/カルチャー)を備えたアクティビティであるスケートボードが、人々の自由な活動の一つとしてまちと共生するあり方や、多世代の人を集め、まちの将来像を変えていく可能性など、これからのプレイスメイキングの姿を議論しました。

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SPEAKERS

市森 友明 氏

NiXグループ代表/NiX JAPAN株式会社 代表取締役社長

京都大学工学部卒 京都大学経営管理大学院博士後期課程修了 博士(経営科学)【DBA】技術士(建設部門・総合技術監理部門)国内15社、海外7社で構成されるNiXグループ代表。社会インフラの強化を始めとしたDXサービス事業、海外事業、エネルギー事業を実施。研究者として公共交通利用と企業業績の関連を分析し、京都大学にて博士の学位を取得。富山県測量設計業協会会長、富山県小水力利用推進協議会会長、日本技術士会富山県支部支部長、富山経済同友会幹事他。

藤 奏一郎 氏

株式会社日建設計 コモンズグループ パブリックアセットユニット プロジェクトアーキテクト

横浜国立大学大学院Y-GSA、中川エリカ建築設計事務所を経て2018年より日建設計入社。建築設計の他、道路活用社会実験である「みっけるみなぶん」「はじまりのいち」等、公共空間系のプロジェクトにも従事。

吉田 良晴 氏

吉田屋 クリエーター

2019年に九⾕焼の産地、⽯川県⼩松市に移住。⽯川県⼩松市にある建築家「隈研吾」⽒が設計した九⾕焼総合施設「CERABO KUTANI」の運営にクリエイティブディレクターとして携わり展示企画や館内で流れる空間音楽までもセルフプロデュースする。現在は独⽴し九谷焼ブランド「九九⾕」を扱う会社を設⽴、⽇本伝統⼯芸品「九⾕焼」の振興と新商品開発に⼒を注ぐ傍ら、九谷焼とスケートボードのお店を営む。

一般社団法人T-Engine プレゼンテーション

「TORIKKO Lite -今日から一緒にやりません?-」

10月15日(日)、一般社団法人T-Engineのメンバーによるプレゼンテーション「TORIKKO Lite -今日から一緒にやりません?-」をKOTELO(立山町芦峅寺)で開催しました。T-Engineは、学生のチャレンジ支援に特化した団体として、2023年7月に富山県内の大学院生らが設立しました。「失敗が存在しない世界を目指して」をビジョンに、学生の起業マインドの育成、事業を始める学生と起業家を師弟関係で繋ぐピッチイベントなどを行なっています。今回は4名の学生が、ビジネスプランを熱くプレゼンしました。

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SPEAKERS

鈴木 空さん

富山県立大学

寺田 和真さん

富山県立大学大学院

平野 匠人さん

富山大学

堀田 安友花さん

富山短期大学